入院しています＆入院ライフメモ

お詫びと事の顛末

タイトルの通り、１週間入院しています。年末年始もぶった斬りラジオは配信しますと宣言した後だっただけに、無念でなりません。楽しみにしてくださっている方、申し訳ありません。それと訪問予定だったクライアントにご迷惑もおかけしてしまい、申し訳ありません。お詫びがわり（？）と自分のメモ用に事の顛末を書いてみます。

先週水曜深夜にみぞおちの痛みに耐えられず、深夜診療の窓口に電話で相談。救急車に来てもらうことになって、苦しいながらも着替えて出かけて、診察・入院。そのまま１週間経ち、木曜に手術をします。病名は胆石症、胆嚢を摘出します。

３年前の人間ドッグ

３年前の人間ドッグで「胆砂（たんさ）がありますね」と言われ、とくに痛みもなかったので毎年経過観察。胆砂とはいわゆる胆石の砂バージョンで、胆嚢内にさらさらとした状態で存在し、初めて見たときは「砂浜みたい……」と思ったのを覚えています（だから何）。医師によると、胆石ができやすい体質なのだそう。

今年の夏、みぞおちが差し込むように痛い時期があり、内科に行って「疼通時」用に薬をもらっていました。でも、飲んでもちっとも痛みは治まりません。ここで気づくべきだったんですよね。これは「胆砂が関わっている」と。胆石症の兆候は既にここにあったのに、私が選んだ病院は内科。

先生も親身になって相談＆診察してくださったのですが、私が選ばないといけなかったのは、外科か消化器科でした。でもわからんわ……。

▼メモ：急性胆嚢炎の原因と症状とは？右上腹部に鈍い痛みが現れる

余裕がなくて現状把握できず

最初は痛みとホッとしたのとで、ただ体を休めるだけで数日が過ぎ、退院の話が出ていたのですが、抗生物質の点滴を止めたら、みぞおちが軽く痛い……。「これ、このまま帰ってどうするの？」と我に返り、現状把握とリサーチ開始（後日PCを持ち込んだ）。

一度退院して、再入院の上手術となると、検査はやり直しですし、また絶食することになります。その日の時点で絶食４日目（with点滴）。空腹には慣れたものの、これをまた１からやる気力はありません。このまま帰ってもいいことがひとつもないことが明確になったので、看護師さんと先生に相談し、手術のあたりをつけていただきました。年末の忙しい時期にも関わらず、手を尽くしてくださるみなさんには感謝しかありません。

そんなわけで、手術します。

入院ライフメモ

事象
・救急車に乗る際、お薬手帳で説明がいろいろ省けて助かった。初めて手帳の存在意義を認識（データ化しにくい理由もわかった）
・点滴絶食で空腹がつらいのは２日目まで。３日目には慣れる
・食べないから痩せるか期待したら顔と上半身に“やつれ”が見え、下半身は現状維持
・歩く量が激減するので、筋肉が衰えていくのを実感する（筋トレを始めた）
・動かないまま（血流循環しないまま）仕事をしたり動画を見たりする時間が増えるので、眼の酷使頻度が上がる
・眼の痛みをほぐす動画を見て、頭と首の筋膜リリースを覚えた。すごくいい（一番最後に添付）
・顔のやつれがすごいので美顔器で引き上げている
・部屋がものすごく乾燥するのでパックが欠かせない（やつれと乾燥の二重苦）
・絶食していると噛む力が衰えて、食事のときに口が縦に開きにくくなる
・点滴の管がつけっぱなしなので長袖を着られない（寒い）
・ロングスヌードをカーディガン替わりに持ちこんだのが大正解（対点滴）

環境
・看護師さんのホスピタリティが高く、いつも心が和む
・手術する話が出た途端、医師がたくさん部屋に出入りするようになった
・薬剤師さんが日常的に出入りしているので、薬の話を気軽に相談できてよかった
・漏れ聞こえるおじいさんおばあさんのせき込みや吐く音、鼻かみ音が轟音
・入院患者は70～80代ぐらいが平均年齢、超若輩者感あり
・トイレのカギを閉めないご婦人方が多くて時々びっくりする
・MRIに入った時に鳴っていた検査音が「レ♭」「ミ♭」「ラ♭」。短調の音階？

モノ
・個室は普段の生活とさほど変わりなく過ごせて快適
・日中に５～６時間仕事して、Netflixを見るのに使う通信料は３～４G／日
・持ち込んだ必需品を見て、普段使わないモノはもっとあると思った（もっと捨てよう）
・コードありすぎで笑った（PC・iOS・Android・AppleWatch・AfterShock）
・「首が天国」とレビューにあったネックピローを買ったら、確かに天国
・いつも使っている小さな水筒・カップ・トレイのセットを持ってきてよかった。和む
・先日買ったVAIOのtype-cのACアダプタがスリムで軽くて使い勝手がいい
・看護師さんが出してくれたスリッパ（後日買取）のサイズが小さくて足がはみ出ている
・宅急便が受け取れない
・家の観葉植物の水遣りを思い出して焦っている