コーチングを受け始めてもうすぐ2年、資格も取ってしまった
コーチングを受け続けている理由
私がコーチングを始めたのは約2年前です。独立して、働き方をどうしていいか相談したかったのと、独立したからには自分で自分を宣伝する必要がありますので、ブログを書きたいと思っていました。
私の仕事には原稿を書く仕事もあります。クライアントのために記事は書けるのに、自分のためには1行も書けず、本当に困っていました。
書けない原因を見つけて解きほぐし、文章を書けるようになりたくて、コーチングのセッションでも相談していました。そこから記事をほいほい書けるようになるまで1年半かかりました。
▼こちらはコーチングを受けて1年経った頃の記事
自分のために記事を書けなかった最大の理由
ブログ記事を書くことで私自身が何を成し遂げたいのか、どんな人生を作りたいのか、どんな働き方をしたいのか、ふわっとしたイメージは持っていたのですが、書くことを通じて私自身の人生にどれだけの影響を与えたいかという深層までは考えていませんでした。
「まあ、言ってもブログだし」みたいな気持ちもありましたし……(笑)。
コーチングには、「自分が誰か」という視点があります。何をして、何をもって自分らしいと言えるかみたいな自分自身の思考を司る根幹の部分です。私が書けなかった理由は、そこがふわっとして定まっていなかったからでした。
それがわかると、今までのためらいが嘘のように、するする記事が書けるように。
根幹がスッカスカな自分に気づいた
コーチングを受けて得られた学びや洞察の多くは、第三者の目を通じて見る自己認識。
- 本当は何がしたいのか
- 本当に何が嫌なのか
- どんな生き方を望んでいるのか
- 可否はともかく実現したいことは何か
こうして文字にしてみると、大それたことの羅列ですね。しかし、そういうことを考える時間を日常の中で確保するのは難しく、また考えなくても毎日は流れていきますので、考えないままやり過ごしてきたわけです。
なんなら、そういう考えを「私は持っている!」というつもりだったのですが、コーチの鋭い視点をもって掘り下げると、実はスッカスカでした!
毎日を大きく変える力を得た気分
ですので、コーチングを通じて、自分がどんな状況にあって、どんな過程を経て今の自分になったのか、それが何を生み出してきたのかを自分で認識できるようになったことは、毎日を大きく変える力になりました。
それがどのような力なのかは具体的には言いにくいのですが、お腹の底に新しいエンジン(しかもものすごく大きいやつ)をひとつ導入したイメージです。そのエンジンの源となるのが、この5つ。
- どんなことがあっても自分の人生に責任を取れる自分を内側に見つけたこと
- どんなことがあっても自分は大丈夫だと思えるようになったこと
- 全ては私の頭の中で考えたことや話したこと、行動したことが作った結果であること
- 逆に言えば、考えたことは実現するのでとにかく行動が重要であること
- その全てが私の毎日を作り、その積み重ねが人生を作っていること
文字にして書くとなんか恥ずかしいですが、この恥ずかしいことこそ、自分の根幹に今まで根を張っているようで、浮草のように漂っていただけだったんだな~と実感することしきりです。これはコーチという存在あっての経験でした。
コーチングの講座も受講しちゃった!
で、たまたま私のコーチングの先生が講座を持っていることを知ったので、ベーシック講座とアドバンス講座を勢いで受講しました(笑)。合計丸4日間。
私の日常は、ヒアリングやインタビューが日常業務の大きな割合を占めています。
講座を受けたのは、自分の人生のエンジンを拡大するきっかけになるかもという期待と、コーチングのテクニックやコーチングの聴くスキルを身につけることで、ヒアリングやインタビュースキルをブラッシュアップできるかもと思ったから。
実際に受けてみて、講座を通じて得たのは、深く聴く力。
ヒアリングやインタビューを受ける相手が話したいことを話せるのはもちろんのこと、深い問いから引き出されて気づく自分の内側の思いに気づき、新たな価値を見出せるようにすれば、どんな問いをすればいいのか。どんな態度で相手と接すると引き出せるか。
その点について、今までとは違う視点を学べたのがよかったです。
私からヒアリングやインタビューを受けた方が、話すことで新たな発見や、ご自身の価値を新しく見つけていただきたいといつも考えているので、まさかコーチングがそこと結びつくのはうれしい誤算。
新たな視点で仕事に活かすノウハウを増やせてよかったです。