2025年の年間スローガンは「本質を生きる2025」
毎年年始に年間スローガンを決めている
毎年、その年の指針となる年間スローガンを決めています。このスローガンは、ただの目標ではなく、無意識を書き換えるためのキーワードとして使っています。近年のスローガンはこんな感じです。
- 2024年「無意識を変える2024」
- 2023年「書いて拓く2023」
- 2022年「選び取る2022」
- 2021年「アウトプット2021」
- 2020年「経営者になる2020」
- 2019年「走りながら考える2019」
- 2018年「人生を変える2018」
去年のスローガン「無意識を変える2024」を通じて得られた気づきをもとに、2025年の年間スローガンは「本質を生きる2025」にしました。
学生のとき、友達が年間スローガンを毎年決めていました。決めたスローガンが彼女の行動指針や、価値観を測る“ものさし”にもなっていて、「なんかそれいいな」と思ったのがきっかけで、今も続けています。
2024年を振り返って
2024年は人生の土台をつくりなおす1年にしたいと思っていました。価値観も経験もすべて横において、本当にありたい働き方・生き方をつくる第一歩としたいと。そのため、仕事を少しずつ減らして人生を見つめ直す時間を取り、散歩・瞑想・運動をしながら、いくつか講座を受講、知識や価値観をインストールし直し、新たな人たちとの縁をたくさん結びました。
起業してからずっと忙しかったので、自分自身のことをちゃんと考える時間があまりありませんでした。仕事は好きで楽しいし、何でもやりたいのですが(笑)、会社も5期目に入りましたし、この辺でちょっと立ち止まって考えたくなりました。このまま10年続けるのはしんどいなと。
ですから、時間を取ることで心から望む人生のあり方を考え、感覚を休め、研ぎ澄ます時間をとりたかったのです。
去年は「無意識を変える2024」というスローガンにしましたが、無理に発想をポジティブシンキングにもっていくのとは違います。頭の中に自然と浮かぶ言葉をわくわくしたり、何かをしたくてうずうずするような楽しいイメージをつくれる言葉に書き換えたり、自己否定の発想が浮かんだときに、自分で自分を貶める発想が浮かばないようにしたり。そんなイメージです。
「○○できたらいいな」と思うことに対して、これまでの私は「私なんかにできるわけない」と瞬間的に頭が考えてしまっていました。それを変えたかったのです。
無意識を書き換えることで、「○○できたらいいな」というイメージを「自分の人生のありたい姿」として鮮やかに描けるようになった気がしています(←この感覚を得られたこと自体が、私にとっては大きな一歩)。
2025年に描くイメージ
2025年は、去年つくった土台の上に新たな人生やライフスタイルを築いていく年にします。心から望む新しい生き方、働き方を実現する基盤となる2025年を描いています。そのためのスローガンが、「本質を生きる2025」です。
具体的には、「独立して穏やかに暮らす働き方」をテーマにした仕事をしたいと思っています。自分を整えることを日常的に取り入れ、シンプルに暮らす。結果、余計な雑念やモノをなくし、人生全体をシンプルにしていければいいなあと。
忙しく働くのは楽しくもあり、好きでもありますが、せっかく独立して仕事をしているなら、私にしかできない仕事のしかたで暮らす・働くスタイルをつくりたいと思っています。
なぜ「本質を生きる」なのか
このスローガンには、4つの大切な要素が込められています。
- 自己との調和:心身ともに整えられた状態を保つこと
- 本質的な豊かさ:必要なものに集中して、余計なものを削ぎ落とした生活を送ること
- 持続可能性:無理のない、長く続けられる働き方を実現すること
- 価値の共有:自分の実践から得た知恵を、誰かの役に立つ形で分かち合うこと
2024年の「無意識を変える2024」で築いた新しい自分の基盤の上に、よりたしかかな形で理想の生き方を具現化していく。そんなイメージがぴったりきます。
日々の物差しとして
「本質を生きる」は、日々の判断や行動の指針としても使えそうです。たとえば、こんなふうに。
「これって本当に必要なことかな?」
「この選択は本質的な豊かさにつながるのかな?」
「今の発信は本当の価値を届けられているかな?」
ちょっとした迷いが生じたとき、このスローガンに立ち返ることで、本当に必要なことは何か、本質的な価値は何かを見極められそうです。ブログの記事を書くときも、生活の中の小さな決断をするときも、きっと同じように機能するはず。
思いがけない変化や予想外の出来事が起きても、「本質を生きる」という軸があれば、自分らしい判断ができると信じています。この言葉を道しるべに、穏やかでたしかな手ごたえのある2025年にします。