ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の「強み」を使った結果
書籍『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』をきっかけにGallup社の強み診断テスト「ストレングスファインダー」(現「クリフトンストレングス」)のWebテストを受けたのが2010年(たぶん)。13年ぶりに受けてみたら、強みの種類が変化していました。変化の具合はこんな感じでした。
文章で表すと、私の強みはこう言えます。
- 2010年……目標設定をし、達成するためにアイディアを出し、コミュニケーションを通じて人を巻き込み、成果を出す
- 2013年……目標設定をして、計画を立てて、リサーチして、コツコツ積み上げて最高のものに仕上げる
ストレングスファインダーの使い方
以前ストレングスを使ったワークショップに参加したことがありました。「自分の強みを毎日に活かすために何ができるか考えよう」みたいなことが目的だったと思います。それに参加するまで、私にとって「ストレングス」は「強みが可視化された単なる診断結果」に過ぎなかったのですが、ワークショップに参加して、考えが変わりました。
同じ強みになる人は誰一人当然おらず、多彩な才能を人は持っているんだなと改めて感想をもち、面白かったです。ワークショップでは、この組み合わせはこんな特徴がありますよ的な解説を聞き、解説を聞いた本人が自分の意見を述べます。その後、意見交換やこれから自分がこの強みを活かしてどうしたいかを話し合う時間が持たれました。
たまたま同じグループになったメンバーに「内省」を持つ方が多かったこともあり、もどかしさを少し感じました。「やりたいことが決まっていて、自分の強みを再確認して、あとはエンジンをかけて出かけよう!」と話し合ったところで、毎回「でも……」がループしていたので(笑)。
私の強みはとくに「やることが決まったらとにかく出かける! 今すぐ!」という点がよくも悪くも著しい特性なのですが(汗)、「強み」の出方は同じ話をしていても、こんなふうに違う形で発露するのか~と実感。人の違いの面白さ、特性による次のアクションへの反応に違いが大きく出る点がとくに印象に残っています。
同時に、同じ話をしていても、スタートダッシュに対する考えにこれほど違いが出るなら、私はやっぱり行動して結果を出すことをこれまで以上に積極的にしていきたいと思いました。それが強みをうまく使う方法だと思ったので。
結果、行動力中心のストレングスに変化した!?
その結果なのかどうかわかりませんが、13年ぶりにストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を受けてみたら、「考えて行動する!」が強化された結果に変化していて、ちょっと笑いました。
強みが変化した理由は、職業を編集者からディレクターにジョブチェンジしたことも影響していると思います。
2010年時点では人とコミュニケーションをし、巻き込んで仕事をしていましたが、デジタルマーケの領域に足をつっこむにつれ、分析系に移行していったことも影響が大きいと思います。加えて、自分で決めた「考えて行動する強みを伸ばしたい」意識も大きく働いたのだと思います。
ストレングスファインダーの活用法をもっと知るには
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)に関わる方が身の回りに増えたこと、5年ごとにやってみると変化が見られて面白いと大橋さんがつぶやいていらして(いつも情報ソースが同じですみません)、私もやってみたのですが、受けてよかったです(笑)。
今どうしたいか、これからどうしたいかを動かす自分を動かす“エンジン”を確認できるツールとして、5年後ぐらいにまた受けられたらと思います。
▼ストレングスの結果とこのツイートに、過去の自分が救われた気がしたのです。
最初の会社で教わったことの1つに
「現在の自分は過去5年間の努力の結果」
がある。
現在の努力が実を結ぶのは5年後ということ。
もちろん、もっと短い期間で済むこともあればさらに長く待たされることもある。
ともあれ、この5年間を振り返ってみると回収待ちの伏線が見つかるかも。#原点思考— しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) February 23, 2023
診断結果を深掘りにするにあたり、下記の記事が参考になりました。
結果はこう活用せよ。ストレングスファインダーで手に入れる「他人に憧れない生き方」
教えて!「ストレングスファインダー®」の基本と活用法
▼公式サイト
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)