【2025年度版】デジタルマーケティング系業務で使う、ひとり会社のツールまとめ

以前同じ記事を書いてから2年ちょっと経過していますので、最新版を書いてみます。継続して使っているツールも多いですが、AIが入ったことで仕事のしかたが変わりました。頭の整理と支払いの整理のために、書き出してみます。
以下の記載で「赤字」が前回利用ツールから変更があったものです。

デジタル系運用ツール
タスク関連
– TogglTrack(工数管理)
– Backlog(PJTの管理・運用)
– Evernote(議事録・ログ管理)
顧客管理
– Hubspot(自社サイト/CRM/問い合わせフォーム/名刺)
SNS
– SocialDog(X)
– YouTube Premium
– Biscuit(各種ログイン管理)
広告配信管理
最近は広告利用なし
分析ツール
– Google Analytics(GA4)
– Google Tag Manager
– Google Search Console
– キーワードプランナー(Google)
– Ubersuggest
– 全日本SEO協会のSEOツール(SEO VISION/SEO SCOPE/SEOロボットドクター)
クラウド
– GoogleWorkplace(Googleドライブ)
– Amazon Photo(画像管理)
– Dropbox
サーバー系
– Xserver(ドメイン管理含む)
工数管理はTogglTrackで定着した
去年9月からTogglTrackを使い始めて、結局これが定着しました。しかも無料版。ひとり会社としてやっていくなかでは、無料の範囲で全然問題ない。とくによいのが、時間の統計。タグごと、プロジェクトごと、クライアントごとでそれぞれ時間の統計がワンクリックで出せるのがすこぶる便利。
クライアントに関する作業時間は、時間単位で金額をつけて、工数計算もしやすいのもよくて。これはまたあとで記事を書こうと思ってますので割愛。下記は使い始めたときの記事。
ToggleTrack

全日本SEO協会のSEOツールがいい
全日本SEO協会のCコース会員(月額8,800円)になると使えるツールが3つあります。それが「Similarweb」「Majestic SEO」のAPIを使ってデータを引っ張ってくるツールで、SEOの分析に大変重宝しています。自分で契約するには大変な値段なので(SimilarwebPROが!)、ありがたく使わせてもらってます。めちゃいい。
- SEO VISION
- SEO SCOPE
- SEOロボットドクター
- LINKアナリティクス
Dropboxをヘビーユーズ
今更(?)ですが、Dropboxをヘビーユーズしてます。以前はファイルの受け渡し用にサーバーを借りていたのですが、なんだかんだ作業がめんどくさい。そして、ある程度セキュリティの厳しい企業でも、Dropboxならファイルダウンロード可のケースが多かったので、代替サーバーとして使うことにしました。
Dropbox
今はいろんな音声や動画をDropboxに放り込んで、ポッドキャストのように使ってます。隙間時間に眺めたいPDFもここに放り込んで読んだり。音声とPDFをiPhoneでタップしたときにサクサク動くので、重宝しています。月1,200円で容量も2TBあり、そうそういっぱいにはなりません。
とにかく動きにもっさり感がまったくないので、そこがいいです。そこで気をよくして、テキストファイルを扱えるDropbox Paperもメモ帳替わりに使ってみたのですが、画面遷移が面倒でやめました。こちらは残念ながらもっさもさ。

クリエイティブ系ツール
AI:企画出しとアイディアのブラッシュアップ
– ClaudeAI
– ChatGPT
– Perplexity
– Gemini
AI:画像生成
– Adobe Firefly
– NapkinAI
エディタ
– 秀丸
– Visual Studio Code
動画編集
– DaVinci Resolve(編集)→ Premiere Proに移行中
デザインツール
– Canva → Adobeの Creative Cloud(Photoshop/Adobe Express等) に移行中
AIは欠かせない日々の友
こちらの記事でも書きましたが、AIを使い込んでいます。検索にも、Googleより使っているかも。自分がSEOをやっていると、サーチコンソールを見ては、表示回数は変わらないのに流入数が減少するのも納得です。SEOをやってる本人がこれなんですもの。
何か考えるとき、何かをつくるとき、とにかくアウトプットに関するものは、AIを使って工数削減とアイディア出しに使ってます。お気に入りの順番は、ClaudeAI>ChatGPT>Perplexity>Gemini。
私は文章や企画を扱う仕事が多いので、ClaudeAIをもっとも使っていますが、分析や全体のレイヤーをきれいに分けて構造化したいときは、ChatGPTを使うことが多いです。その上で、検索が必要なときはPerplexityを使って。Geminiはサイト分析がおもな用途です。GoogleのことはGemini(Google)に聞くのがいいので。

画像生成AIも意外と使ってるかも
このブログでもよく図解を入れていますが、それはだいたいNapkinAIです。文章から推測して図解してくれるので、とても重宝しています。↓こちらです。
NapkinAI

Adobe Fireflyは、アドビのクラウドをまるっと契約しているので、慣れるのも兼ねて使っています。指示次第ではいい画像を出せることもあるので、ヘッダ画像にしているものもあります。
自社サイトの「サービス」に出しているこの画像↓も生成AIの画像です(色の統一のため、フィルタをかけています)。
Adobe Firefly

デザインツールはAdobeに移行中
Adobeのやり口(お金の取り方)があまり好きじゃなくて、ずっと遠ざけていましたが、ついに屈しました。
去年11月のブラックフライデーのときに、Adobeのクリエイティブクラウドの年間契約を半額で購入し、今はそれを使ってます。Canvaも便利なのでときどき使っていますが、今は無料プランにダウングレードしました。
画像編集はAdobeがやはり使いやすいです。Photoshopで画像にフィルターをかけるのとか(そればかりやっている)。Canvaのような「Adobe Express」という各種テンプレートが用意されたデザインツールがあって、それも便利です。
動画編集ツールも、Davinchi ResolveからPremiere Proに移行中です。まだ使いこなせていませんが、こちらのほうがちょっと使いやすい。それと副産物にPDF編集ソフトの「Acrobat」がついていますが、これが地味に便利。PDFを編集できるのって案外助かる~~~。
Adobe Creative Cloud

事務系ツール
連絡
– GoogleWorkplace(メール)
– Chatwork
– slack(他社から招待された場合/自社ではやめた)
– zoom
スケジュール
– Googleカレンダー
経理関連
– MF会計
– MF請求書
– MF経費
– MF給与
– MF年末調整
契約書
– MF契約書
セキュリティソフト
– ウイルスバスタークラウド(長期契約になっている)
電子契約をMFクラウド契約に変えた
事務系ツールは変動が少なかったです。電子契約のツールをクラウドサインからMFクラウド契約に変えました。マネーフォワードを会計ソフトとして使っていて、私の契約(スモールビジネスプラン)だと、今の料金(月額2,980円)のまま電子契約ツールを使えるとわかって、そちらに移行しました。
電子契約に関しては必要な要件を満たせればとくにこだわりはありませんし、パック料金に含まれるなら、そちらがいいよね~ということで。
6つのサービスがセットで使える マネーフォワード クラウド会計
個人的殿堂入りツール
– 秀丸(1999年~)
– Backlog(2010年~)
– Evernote(2009年~)
※( )内は使用開始年
今も変わらず使っているのはこの3つです。長い~。
Evernoteは引き続き主要ツール
Evernoteは、単独のノートとしても使っていますが、アプリと連動して使うことも多いです。毎日使っているのは「FastEver3」。「Scannable」も組み合わせてよく使います。
FastEver3はEvernoteと連動させると、メモした瞬間に指定したEvernote内のノートに飛ばせます。気になったことや、日記はここにぱぱっと書いて、Evernoteに転送してます。
※参考:FastEver 3入門。毎日使える必須iPhoneメモアプリ。
Scannableは、書類をScannableで撮影すると、PDFか画像にしてEvernoteに保存できるツールです。紙でもらった契約書や取り扱い説明書などを撮影してPDF化して、Evernoteに放り込んでいます。「scannable」というタグも自動で付与されるので、何かスキャンしたものを一覧で探したいときにも、地味に便利です。
今アプリページを見たら、開発会社が「Bending Spoons Operations S.p.A.」になっていました。Evernoteの現在の開発会社ですね。知らなかったわ~。そして、年会費高い。でも払っている気がします。使用頻度が高いので、払い損はないかなと思ってます。
※参考:スキャンアプリ「Scannable」の使い方
以上、現在のラインナップでした。