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ひとり会社が年間に支払う税金関連の表を作った

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ひとり会社が年間に支払う税金関連の表を作った

ひとり会社を始めて、もうすぐ3期目

来月でひとり会社も3期目

2020年9月に法人化して、来月で3期目に入ります。時間が過ぎるのがあっという間です。私の会社は9月始まりなので、今月が決算。税理士さんと決算を迎えるにあたっての打ち合わせをして、年間に支払っている税金ををいつどこで払っているかまとめようと思っていたことを思い出し、表を作りました。未来の自分が探すと思うので、備忘録代わりにに貼っておきます(※あくまで私の会社の場合なので、すべての会社に当てはまるわけではありません)。

会社員のときは給与明細の細目と振り込まれた金額にしか興味がありませんでしたが、ひとり会社では、支払いタイミングや対応工数を見込んでおかないと困ることも。下記の表は支払う税金をベースにまとめたもので、会社員時代に会社(経理)が対応してくれていたことはこんなにあります。会社員ってすばらしい。

法人を作って1年間支払う税金自分で全部やるのは難しい

上記の作業を本業をしながら税務を自分で調べて、期日を忘れず運用するのは難しいとわかっていたので、税理士法人さんに顧問をお願いしています。原稿や写真、デザインなど源泉徴収を必要とする仕事をフリーの方に依頼することも多いので、ギャラと源泉対応をまとめた管理表を作り、税理士さんに共有。ギャラの振込が完了した時点で報告を入れ、翌月10日までの源泉支払い手続きをしていただいています。毎月のことなので本当に助かっています。

住民税は給与天引きにするのが一般的ですが、事務的な手続きを考慮して個人納付に。天引きされていた会社員時代は社会保険料や住民税の多寡をそれほど気にしたことはありませんでしたが、自分で確認しながら毎回払うと思うところが多く、興味深いです。

支払いがないので書き込んでいませんが、このほかにも覚えているものだと
・給与支払い報告書
・社会保険料算定基礎届の提出
など書類の提出を求められることも多く、忙しさにかまけていられない事務作業が多々あります。忘れるとペナルティが課されるものもあるのでうかうかできません。

個人事業主のときとの違い

個人と会社のお財布が別になったことで、すべてがわかりやすく、シンプルになりました。今思い出すと個人事業主の業態でやっていたときは、生活費と業務にかかる費用が混在し、確定申告が大変過ぎました。仕事用と生活用の銀行口座を分けていても、資金移動して生活費に振り分ける作業が必要でしたし、ラベルをつけて科目ごとに費用を仕訳しても、別途分けて計算しないと経費と生活費の集計を確認できないのも不便でした。

事業売上が個人口座に入ると自由に使えるお金が増える感覚があり、会社員時代とはまるで違いました。働いたら働いた分、報われる実感を強く感じられるのが想像以上にうれしかったです。

ですが、法人化すると会社から自分に一定額の給与を払うので、働いた分入金される状態はなくなります。最初は少ししょんぼりしましたが、口座もカードも経費精算も帳簿も法人用を作ったので、帳簿作業で困惑することもなくなり、作業が一気に楽に。法人成り直後は消費税が免除されていましたが、来期からは消費税の支払いが発生(上記の表には入れていませんが、売上次第で中間納税が発生)。引き続き粛々と対応します。

法人をやってみて知った給与増減コントロールの可否

自分で会社をやるまで知らなかったのは、給与(役員報酬)を柔軟にコントロールできないことです。会社員の頃の私はひとり会社の給与設定に夢を見ていたようで、知らぬが仏の夢でした。考えてみれば、それはそうだよねえと納得なのですが。

たとえばこんなこと。

・法人での給与(役員報酬)は年に1度しか昇給できない
・定期昇給以外で昇給したい場合は「期」をリセットしないとできない(←ふつうやらない)
・社長(自分)の給与(役員報酬)を低く抑えて、その分ボーナス(賞与)を多く出すことはできない
(従業員にボーナスを出す場合は会社の税金計算上の経費になるが、ひとり会社の社長の場合は税金計算上の経費にならない。出す場合は税務署に事前申請が必要)
・ひとり法人の場合、福利厚生費は経費として認められない

ほかにも細かなルールは色々ありますが、とくにひとり会社の場合、自分が従業員であったときとは異なるルールがたくさんあるので、会社員のときにもう少し調べておけばよかったな~と思いました(遅い)。やりながら調べるしかないですし、素人が税務を知るには範囲が広い上に難しすぎるので、税理士さんのお知恵を借りるのが、私にはちょうどいいです。顧問契約を結んでいれば、ちょこちょこ疑問をお伺いできるのもありがたいですし。

お金との付き合い方が変わった

法人化して会社のお金が厳密には自分のお金ではなくなったことで、お金との向き合い方も変わりました。会社員だった頃は昇給がすべてでしたし、いかに手元に入るお金を増やせるかが課題でした。ですが、自分で会社をやってみて考え方が変わってきました。税金・経費・給与(役員報酬)のあり方を現在・未来を通じて、会社としてどうしたいかによって取捨選択が変わるためです。

会社員のとき、予算を立てて経費を投入し、事業や日々の運用、売上を作っていく面白さを感じていて、よくも悪くもお金の力を強く感じていました。ですが、自分が会社の主としてお金と向き合うと、支払いのタイミングや支払い方法、使うツールに対しても選択基準が変わりますし、重視するものが何かによってお金の使い方も変わります。

ひとり会社をしているほかの知人や友人に尋ねてみると、とくに給与に対する考え方が千差万別で、面白いです。お金との向き合い方は考え方ひとつでこうも違いが出るものかとしみじみ。私の頭の中はまだ会社員の思考が抜けきっていないので、この辺は今、勉強中です。お金のことを言うと眉をしかめる方もいますが、ひとり会社をやる面白味のひとつに資金の管理・運営もあると思うので、せっかくなのでいろいろ勉強しながらやってみようと思っています。

なにはともあれ、お仕事を依頼してくださるクライアントの皆様と税理士さん、一緒にお仕事をしてくださる皆様に感謝しつつ、2期を無事〆て、3期目も引き続きがんばります。

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