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ChatGPTにインタビューしてもらって、インタビュー記事を作った

ChatGPTにインタビューしてもらって、インタビュー記事を作った
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ChatGPTでインタビュー記事を自動生成

ChatGPTの研究に余念がない毎日を送っています。そんな中、じきるうさん  @kazzikill がこんな記事を書いていて面白そうだったので、私もやってみました。下記はすべて、GPT-4で行っています。

これはやべぇ。

AIが記事を生成する時代において、人間のライターに残されたのは「取材記事」であると思っていましたが、それもAIでできそうです。

【15分で完成】 AIにインタビューしてもらって、原稿も全部AIに書いてもらった|じきるう #note #AIの活かし方 https://t.co/t2I8zyd7eQ

— じきるう 編集者 (@kazzikill) June 11, 2023

まずはインタビュー案を作ってもらう

「あなたはプロの編集者です。デジタルマーケターのインタビュー記事を作りたいので、インタビューをするための質問案を作ってください」というプロンプトを入力し、インタビュー案を作ってもらいました。出てきた質問項目は10項目。

  • デジタルマーケティングに興味を持ったきっかけは何ですか?
  • あなたの現在の役職について具体的に説明していただけますか?
  • デジタルマーケティングの中で一番重要だと思う要素は何ですか?
  • 現在のデジタルマーケティングのトレンドについて、どのような視点を持っていますか?
  • あなたがこれまでに行ったキャンペーンの中で、最も成功したと思うものは何ですか? その理由は何ですか?
  • デジタルマーケティングにおける最大の挑戦は何だと思いますか?
  • 新規のデジタルマーケターに対して、あなたが助言したいことは何ですか?
  • デジタルマーケティングが未来のビジネスにどのような影響を与えると考えますか?
  • デジタルマーケティングにおけるあなたの成功の秘訣は何ですか?
  • あなたが学んだ最も価値のある教訓は何ですか?

続いて、音声入力でインタビューに答える

じきるうさんが使っていた「Voice In」という拡張機能を使ったことがなかったので、chromeにインストール(ちなみに今気に入って使っているブラウザBraveでは適応対象外だった)。

1から10までの質問項目を、Voice inを使って音声で答えます。あーとか、えーとか、考え中の言葉を発しながら話しても、するする出力してくれる音声入力。書き起こしの精度が高い。
拡張機能「Voice In」>>

できた出力がこちら。改行なし、意味不明の書き起こしです。

Voice In で書き起こす際、ChatGPTの画面で入力欄にカーソルをおいておくと、入力欄にテキストが自動入力されていきます。まとまったら一気にEnterを押すとChatGPT上で原稿整理ができるのですが、作業中に出力した文章が消えてやり直しを何回かしたので、安全策を取って、秀丸に貼り付けてまとめました。

VoiceInの書き起こしテキスト
1-10のインタビューに答え、VoiceInで書き起こしたテキスト。秀丸に貼り付けた全文です。

ChatGPTに原稿整理をしてもらう

この原稿がまとまったところで、「下記はインタビュー原稿です。これを読みやすい記事にしてください」を添えて、全文をChatGPTに放り込んでEnter。できた原稿がこちらです。タイトルもChatGPTが作ってくれたタイトルです。

以下、原稿です。インタビュアーはChatGPT、インタビュイーは私ですが、「彼」と呼ばれています(笑)。

デジタルマーケティングへの情熱を燃やす、フリーランスのマーケター

初めにお伺いしたのは、デジタルマーケティングに興味を持ったきっかけでした。彼がデジタルマーケティングに興味を持ったのは、自身が編集者をしていた頃からだそうです。「自分が作った本をコンスタントに売れるようにするためにはどうすればいいのか、それを実現できるのがデジタルマーケティングだと考えたからです」と彼は語ります。

彼の現在の立場については、「自分の会社を持って働いていますが、実際はフリーランスのデジタルマーケターと言えます」とのこと。驚くべきは彼の情熱の源であり、デジタルマーケティングにおける最重要要素は、「目的設定」だと彼は言います。
「何のために何をしてどんな結果が欲しいか、それを最初に仮説を立て、その仮説に基づいて必要なことを明確にし実施することが大切だと考えています」と、彼の信念が感じられます。

また、彼がこれまでに行ったキャンペーンの中で最も成功したと思うものについて聞いたところ、「会社員の時に最後に担当したECサイトがその集大成の一つであったかなと思います」と述べ、ECサイトの運営についての面白さやデジタルマーケティングの醍醐味を心底味わい尽くしたエピソードを語ってくれました。

デジタルマーケティングにおける最大の挑戦については、「新しい情報を常にキャッチアップして、常に手を動かして実践していくことを続けること」だと語ります。
そして新規のデジタルマーケターに対するアドバイスは、「広く浅く知ることも大切だが、どこか一つの分野で自分の強みを見つけて、そこを掘り下げて磨き上げることが自分の技術を向上させる重要な要素になると思います。

一つのスキルを磨くことで、その他の分野に対する理解も深まりますし、新しい視点や考え方を得ることができます」と彼は助言をくれました。

最後に、彼がデジタルマーケティングを続けていく理由について問うと、「デジタルマーケティングは常に変化し続ける分野であり、それが魅力でもあるんです。新しい知識を獲得し続けることで、私自身も成長できる。そして何より、自分が施したマーケティング戦略が結果となって現れる瞬間は、本当に達成感を感じます。それが私がこの分野を愛する理由です」と、彼の目は輝いていました。

彼の話から、デジタルマーケティングへの熱意と情熱、そしてその業界で成功するための重要なポイントについて学ぶことができました。その道のプロから得られた知識と経験は、これからデジタルマーケティングに挑戦しようと考えている人々にとって、非常に貴重な情報となることでしょう。

人間が編集したChatGPTによるインタビュー原稿の最終版

このあと、小見出しをつけたりしてさらに原稿整理をしてもらったのですが、「小見出しをつけてください」とお願いを入れると、原稿を要約しすぎて違う内容の原稿になってしまいました。

ということで、いったん作業は諦め、人間(私)が読みやすさも含めて編集した原稿が以下です。ただしChatGPTの原稿を基本的には採用する形にしたいので、大筋は変えていません。

以下、再編集の原稿です。


デジタルマーケティングという仕事が楽しい理由をまてぃさんに聞いてきた

デジタルマーケターになった理由

まてぃさんがデジタルマーケティングに興味を持ったのは、自身が編集者をしていた頃からだそう。「自分が作った本をコンスタントに売れるようにするためにはどうすればいいのか、それを実現できるのがデジタルマーケティングだと考えたからです」と彼女。

デジタルマーケティングにおける最重要要素は「目的設定」。「何のために何をしてどんな結果が欲しいか、それを最初に仮説を立て、その仮説に基づいて必要なことを明確にし、実施することが大切だと考えています」と言います。

達成感や面白さを感じたのはEC運営

彼女がこれまでに行ったキャンペーンの中で最も成功したと思うものについて聞いたところ、「会社員の時、最後に担当したECサイトがその集大成の一つであったかなと思います」と述べました。朝起きてから寝るまで、CV件数を確認するのが喜びだったそう。このほか、ECサイト運営についての面白さやデジタルマーケティングの醍醐味を心底味わい尽くしたエピソードを語ってくれました。

デジタルマーケティングにおける最大の挑戦については、「新しい情報を常にキャッチアップして、常に手を動かして実践していくことを続けること」だと語ります。

デジタルマーケティングは何が面白い?

新規のデジタルマーケターに対するアドバイスは、「広く浅く知ることも大切だが、どこかひとつの分野で自分の強みを見つけて、そこを掘り下げて磨き上げることが自分の技術を向上させる重要な要素になると思います。

ひとつのスキルを磨くことで、その他の分野に対する理解も深まりますし、新しい視点や考え方を得ることができます」と彼女は助言をくれました。

常に変化し続けるからこそ得られるものがある

最後に、彼女がデジタルマーケターとして今後も仕事を続ける理由について問うと、「デジタルマーケティングは常に変化し続ける分野であり、それが魅力でもあります。新しい知識を獲得し続けることで、私自身も成長できる。そして何より、実施したマーケティング施策が結果となって現れる瞬間は、本当に達成感を感じます。それが私がこの分野を愛する理由です」と、彼女の目は輝いていました。

彼女の話から、デジタルマーケティングへの熱意と情熱、そしてその業界で成功するための重要なポイントについて学ぶことができました。その道のプロから得られた知識と経験は、これからデジタルマーケティングに挑戦しようと考えている人々にとって、非常に貴重な情報となることでしょう。


原稿終わり。

ChatGPTで原稿制作は今後どうなるか

こうして作ってみると、悪くないけど浅い原稿だなって思います。実際のインタビューでは10項目の質問案を出して、伺ったお話を深掘りして、思いもよらぬ結末にたどり着くこともあり、それがインタビューの面白さや醍醐味でもあります。

ChatGPTで作業の簡略化や実作業の短縮化はいろんな部分でできるので、毎日試行錯誤しながら取り入れていますが、人の心のひだは、AIには拾えませんので、まだまだ人間のライターや編集者には及ばないと思います。とはいえ、本当に便利なので、今後も使い倒すつもりです。

あと、ChatGPTにインタビュー案を出してもらって、自分にインタビューすると、自分が何を考えているかよくわかるので面白かったです。私が言っていることはいつも同じことなんだな~とか、職務上における考えの根幹はずっと変わらないことが確認できてよかったです。

それと、音声入力があまりにもなめらかに出力できて感動したので、VoiceIn×ChatGPTの組み合わせで積極的に使おうと思います。ずっとしまっていたYetiちゃん(マイク)の使い道ができてちょっとうれしい。

拡張機能「Voice In」>>

書いた人
まてぃさん
デジタルマーケティング支援会社の株式会社Rdesign factory代表取締役。専門分野はライティング・インタビュー・コンテンツSEO・ブランディング・SNS運用支援など。得意ジャンルは仕組み構築やツールによる効率化。好きなものは、インターネットと効率化、ドラマ鑑賞。趣味はキックボクシングと登山。
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