実名顔出しの恐怖の殻が崩れ去る
前回、この記事で実名顔出しについて書きました。恐怖がなくなると人はなんでもできるもので、メンバーとして参加しているMOVEDの動画配信を定期的に行うことになり、ノリと勢いで『会社を使い倒すラジオ~まてぃさん、会社ぶった斬るってよ』という番組を週1で配信することに。今月半ばから毎週水曜ランチタイムに配信しています。
配信を始めて感じたのは、有名だったり経歴が華々しいに越したことはありませんが、無名でも配信はやったほうがいいという一点でした。一度顔出しして配信すると、厚くて破れそうになかった恐れの殻が、いとも簡単に崩れます。ちょっと衝撃でした。何が衝撃だったかというと、
- オンラインに対するメンタルブロックが外れる
- 「動画なんてもってのほか」的な実名顔出しの恐怖がなくなる
- 恐怖の殻ゆえに思考停止していた脳の一部分が開く
⇒アイディアがどんどん湧く
これ、想像つきます? アイディアがどんどん湧くのですよね。怖さがなくなると。知らないうちにあったメンタルブロックが秒で消えて、動画を使ったメディアプロモーション案がどんどん出てきて楽しすぎるわけで。なにこれ、もっと早く知りたかった。
仕事としてはオンラインプロモーションを十余年やっていますが、こんなにも長い間後生大事に自分を殻に包んで過ごしたのは、いまさらながら惜しいことをしました。有名であろうとなかろうと、動画はやったほうがいいと改めて思っています。
デジタルマーケティング的な動画配信の効果
前職で自社メディアの配信コンテンツのひとつとして動画を扱ってはいましたが、顔出し動画の強さは段違い。定期配信のメリットを現時点で感じ始めています。配信者としてのメンタルブロック解除については上記のとおりですが、デジタルマーケティング的視点でちょっとまとめてみます。
- 顔出し配信によりユーザーが配信者に親しみが湧くスピードが速い
- 双方向のコミュニケーションツールとして動画が機能し、楽しさが違う
- SNS発信+メルマガ配信で行う施策より配信動画1本流したほうが影響力が高い
まだ3本配信しただけの肌感覚ですし、Google Analyticsを見ていてふわっと跳ね上がり始めたグラフを眺めての雑感ですが、そんな印象をもっています。もちろん、3の施策はまだ比較実証していませんのでただの印象でしかありませんが、ユーザーとの心理的距離感が詰まるスピードは段違いに違います。
配信を始めた方が配信を加速する理由
ひとつめの配信をするまでの心理的ハードルが非常に高いですが、一度配信をしてみて、価値観がガラリと変わりました。ずっと疑問に思っていたのは、一度配信を始めるとみなさん配信本数を急にスピードアップされるんですよね。あちこちの配信に出るようになったりもされますし。それはなぜかなと。やってみてわかったのは、
- 記事を書くより動画で話したほうが早い
- ひとり一人の熱量が動画は伝わりやすい
- SNSとの組み合わせによって伝播する力が記事より早い
- 配信者の人となりがわかりやすい
ということだったんだなと。
作り込んだ編集をすると時間がかかりますが、撮って出し形式であれば、負担はそれほどでもありません、余談ですが、記事を書くよりずっと早くコンテンツを量産できるので、アフィリエイターがみな動画に流れ込んだのにも猛烈に腹落ちしました。
というわけで会社辞めたけど「会社を使い倒す」をテーマで
私も引き続き、いつまでできるかわかりませんが、配信を続けたいと思います。テーマは繰り返しになりますが、「会社を使い倒す」です。
私自身は名もなき元会社員ですし、華々しい経歴も皆無。人と比べて何か秀でたところもとくにありません。いい意味で“社畜”として嬉々として働いた元会社員に過ぎません。
5回転職し、最後に勤めていた会社はとても好きで、仕事も楽しくてしかたありませんでした。ですが、同じ会社で長くいればいるほど、組織のルール、人間関係のしがらみに否応なく巻き込まれます。それが嫌で、自分なりのルールを決めて働いていました。配信で話しているのは、そのルールについてです。
大枠はこんな内容です。
- 社内起業のつもりで「まてぃ株式会社」としてのリソース拡大化を念頭に行動する
- 人・モノ・金のコントロールが自分でできる業務環境を作る
- しがらみにできるだけ属さず、遊牧民的立場をとる
毎週水曜12:10~、MOVEDのYoutubeとFacebookで配信しています。ランチタイムのおともに、よろしくお願いいたします! 私のtwitterとFacebookで配信前にURLを流していますので、こちらをフォローしていただくと便利です。
▼第1回 会社を使い倒すってどういうこと?
▼第2回 味方を増やすコミュニケーションのコツ